株式会社CONOCとホライズンテクノロジー株式会社の取組・実績について株式会社CONOCと弊社が共同し、建築現場での課題解決を目指すSaaS「CONOC業務管理クラウド」を開発。顧客のニーズに応じた機能追加や改善など4年にわたり協働を続けています。弊社代表の大谷はCONOCの社外CTOとして、技術支援にとどまらず、経営陣と連携し、企画、マーケティング、営業戦略など多岐にわたる分野に関与しています。また、経営陣、営業チーム、開発チームが一丸となって協力できる体制を整え、組織の変革や成長、他社との提携支援を通じて、企業価値を高める取り組みを進めてまいりました。今回、代表取締役の山口 一様にお話を伺いました。◆株式会社CONOC様(会社HP:https://conoc-dx.co.jp/) 職人時代から感じていた「建設業界の課題」を業界”発”のアイデアで解決するため、2021年よりCon-tech事業を主軸とし、建設業の業務課題を解決するクラウドサービス”CONOC”を開発。業界初のAI機能搭載した各種サービスを搭載し、2024年8月現在、導入会社は500社を超えている。 ー「CONOC」が500社を超える導入実績を持つプロダクトへと成長した理由は何でしょうか?建設業界の現場で抱える課題を深く理解し、業界全体の変革を視野に入れ、解決に向けたサービスを提供し続けている点にあると思います。CONOCは、プロダクトの提供だけに留まらず、さらに拡張していき、建設業界のプラットフォーム化を行うことを目指しています。そして何より、大谷さんの存在は大きく、技術力はもちろん、マーケティング戦略や顧客視点での支援など、様々な角度からCONOCの成長を強力にサポートし続けてくれています。ー「CONOC」の開発背景や当時のビジネス課題について教えてください私は、職人時代から、建設業界の下請け構造の複雑さや業務の非効率性という課題の改善を強く望んでいました。建設現場の粗利や工事原価の管理が不十分で、会社が倒産の危機に直面したこともあり、この問題を解決するためにプロダクト開発を決意しました。当時は開発の知識や技術が不足しており、外注でプロダクトを開発しました。粗利の見える化には成功したものの、初期費用の高さやクラウド型でないことから、サービスとしての提供にはいたりませんでした。ー思い描くプロダクトの開発にいたらず苦戦されたのですね・・・ープロダクトの実現に苦戦する中で、ホライズンテクノロジーに依頼された理由を教えてください。それでもなお、建設業界の実情に適した、安価で現場で使いやすいシステムを開発したいという思いは強く、新しいシステムの開発を模索していました。その際、知人に紹介されたのが大谷さんです。初めてお会いした時に、大谷さんはCONOCの理念に共感し、意図を汲み取って様々な提案をしてくれました。CONOCの目指す世界観を一緒に実現してくれる優秀な技術者だと確信しました。ー今の「CONOC」が実現できた要因は何でしょうか?大谷さんが率いる技術チーム、そして弊社のセールスチームも含め、「業界を変える」、「本当に使う人に寄り添ったものを作る」という共通の強い思いが、良いプロダクトを生み出す最大の要因だと感じています。ーその思いが一つとなり、今のCONOCが形作られているのですね。ーテクノロジーにどのような期待を感じていますか?建設業界の効率化や課題解決には、テクノロジーが不可欠だと考えています。人手不足や法整備の観点からも、将来的にテクノロジーなしでは建設業が成り立たなくなると思っています。ー建設業界が直面している課題の解決には、効率化やコスト削減に強みを持つテクノロジーの存在が不可欠なのですね。ー「CONOC」の将来の展望を教えてください「建設業の常識をひっくり返す」ことです。今のCONOCはまだ道半ばだと思っていて、CONOCが建設業界に参席する課題を解決するためのプラットフォームになることを目指しています。ーその実現に向けて、ホライズンテクノロジーに期待することや、一緒に取り組みたいことを教えてください良いプロダクトを開発してくれるチームです。所属する会社は異なりますが、私たちは本当に同じワンチームであり、仲間だと感じています。お客様の課題を解決するものを作り、「建設業界をひっくり返す」世界観を共に創り上げていける仲間です。物作りは、強い同じ思いがあって、 その成し遂げたい世界観を”一緒に絶対作っていくんだ”という思いがないと、気持ちが入らないと思います。ー最後に、ホライズンテクノロジーのメンバーにメッセージをお願いします大谷さんをはじめ、開発チームの皆さんのテクノロジーの力はすごく魅力的で、どんどん良いものになっていっています。そういう「もの作り」をこの先も一緒にやっていけたらすごく嬉しいです。CONOCは前身が工事会社であることが1つの強い強みでもあり、 それに加えて強い思いや大きな志が合わさって、実現したい世界観を皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いします。